前回、ノロウィルス対策について書きましたが、消毒液の作り方が抽象的だったので、わかりやすくまとめてみました。
ノロウィルスの消毒液について
漂白剤などの次亜塩素酸ナトリウムの使い方
台所などでの使用を目的として市販されているものは5から6%程度のものがほとんど。実際の消毒には、手すり・ドアノブなどの消毒には0.02%、嘔吐物などの処理には0.1%の濃度のものを使うため、使うときに水で指定の濃度に薄めます。
市販の5%の塩素系漂白剤を消毒に使用するとき 消毒するもの
濃度
薄め方
手すりやドアノブなど 0.02% ペットボトルのキャップ半分の塩素系漂白剤に、500ミリリットルの水 便や嘔吐物が付着した床など 0.1% ペットボトルのキャップ2杯の塩素系漂白剤に、500ミリリットルの水 神奈川県HPより引用
上記のように書かれていますが、文章だとよくわからないので、実際に身近な道具で説明しますね。
用意するもの
- ハイターなどキッチン用の塩素漂白剤(5%の濃度かどうか確認してくださいね・)
- 500mlのペットボトル、ふた。もしくは牛乳パック。もしくは2リットルペットボトル。
- 水
家だったら大体あるものですね。
消毒液を作ってみよう
ふき取り用の濃度濃いめの消毒液
- 500mlペットボトルに、ペットボトルのふた2杯分の漂白剤を入れる。
- もしペットボトルのふたがなければ、漂白剤のキャップ半分弱(一杯25mlのため)をいれてもOK。
- 消毒液を入れた後に、水を入れる。
- ふたをして混ぜる。
吹き付けに使うことが多いので、ペットボトル用スプレーがあると便利です。
浸けおき用の濃度薄めの消毒液
- 2リットルペットボトルか牛乳パックにペットボトルのふた2杯分の漂白剤を入れる。
- もしペットボトルのふたがなければ、漂白剤のキャップ半分弱(一杯25mlのため)をいれてもOK。
- 消毒液を入れた後に、500mlペットボトル2本分の水を入れる。牛乳パックならそのままパック一杯分の水を入れる。
- ふたをして混ぜる。
これは浸けおき用なので、でき次第バケツやゴミ袋に入れて、量産していくと便利ですよ。
消毒液もすぐに作れるよう準備しておこう
以上がノロウィルス対策用の消毒液の作り方でした。
すぐに作れるように準備しておいたり、作り方を頭に入れておくと便利ですよ。
いまは、ノロキラーなど、出来上がった消毒スプレーもありますので、併用すると素早く動けますよ。
その他、ノロウィルスに必要なグッズや、嘔吐時の対策法などの記事もありますので、合わせて参考にしてみてください。
一緒にノロウィルスの流行を乗り切りましょう!
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